七瀬ななこ

七瀬ななこ

今や都内上位層の王道の塾と言えば、
中学受験ならサピックス、大学受験なら(東大を目指すなら)鉄緑会ですよね。
 
 
私は地方出身でかつ医者になってからもしばらく地方で働いていていましたので都内塾事情には疎いです。
しかも自分自身は塾なしで生きてきましたから、ないならないでどうにかなると思ってます。
結局最後は本人が自覚し戦略を立てないと難しい。
周りのお膳立てが有効なのって、子供の性格にもよりますがせいぜい中学受験までかなと。
 
この2つの塾は都内で働くようになって同僚や先輩から教えてもらって知りました。
私と同じ年代~後輩医師だとこれらの塾(もしくは前進となる塾)の経験者もいますね。
 
 
今や一大勢力としての地位が確立されたこの2つの塾。
どうしてのしあがることができたのか、
またウリは何なのか、
分からなかったのでこちらの本を読んでみました。

 

筆者は教育ジャーナリストの「おおたとしまさ」さん。
余談ですが、最近おおたさんのご著書を読むことが多くなっています。わりとニュートラルな語り口なので読みやすいです。

 


 

まずサピックス。
 
創業の歴史(分裂)はさておき、
上位~難関校に強い塾というブランドイメージの確立がうまくいった。
老舗の日能研や四谷大塚との差別化による生徒の確保ができた。
そして「復習」に力をいれる学習スタイルが功を奏している。
 
 
一方の四谷大塚などは有名な「予習シリーズ」があるくらいですから、
予習を前提の授業スタイルだったのですね。
 
 
予習がいいのか、復習がいいのかは賛否両論あるようです。
復習スタイルだと最初から全てを与えられてしまい、自分で疑問を持たない。
なぜ?を考えない短絡的回路ができてしまうことへの警鐘が書かれていてなるほどと思いました。
 
 
私が某研究所でリサーチしていたときに上司から常々注意されていたことは、
「どんなことでも新しく出会った物事はなぜ?を考えろ。
理由が分からないのに受け入れるな!」
ということでした。
 
 
上司は著明な研究者でしたが、医学部合格までは遠回りした方です。
でも某大医学部に入ってからの成績は超優秀。
私(現役ですんなり入れたタイプ)は、白と言われれば素直に白と覚え答える学習のスタイル。
一方の上司はなぜ白なのか、本当に白なのか検証しないと答えを出さない学習スタイル。
 
 
なぜ?を考え続けるのは、一見回り道です。とくに受験という限られた時間での勝負では。
しかし一旦実を結ぶと自分で試行錯誤した土壌がある分、より豊かで確実な実りがあるのだなとつくづく感じました。
 
 
でもそういった力は10代で受ける試験ではうまく反映されない。
テストというもの強制的ふるいにかけるものですから。
 
 
閑話休題。
 
サピックスですが、授業スピードは早い。
クラス分けテストも頻繁。
難関校に強いとされるが、アルファの上のクラスに入っていなければ道は開けない。
成績がそれほど…なタイプを底上げするカリキュラムではない。
サピックスに通っていることに優越感を持っている保護者は危険。
 
 
とのことでした。
この辺りのことは、一年くらい前に公文の東京本部の方にお聞きした内容と同じでしたから、共通認識として確立してるのですね。
 
 
長くなりましたので続きはその2で。
 

お読みいただきありがとうございます。
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